どんなスタッフがいるの？
スタッフからのメッセージ
太田 寛之社会福祉士 第1号職場適応援助者（ジョブコーチ）
「知的障害の方の笑顔を支えたい」
最初にそう思ったのは、私がまだ20代の頃のこと。
初めて就職した法人で配属された就労継続支援B型事業（当時はまだ作業所という呼び名でした）での知的障害をお持ちの方との出会いが、すべての始まりでした。
そこではたらいていた方々は、年齢も障害の程度もちがいましたが、毎日休まず、笑顔で自分のしごとに一生懸命に取り組むひたむきな姿や、共通する「心の温かさ、純粋さ」に触れ、人として本当に大切なこと、はたらくということ、沢山の事を教わり、強く心惹かれたことを覚えています。
自分にいったい何ができるのか。
当時まだ経験が浅かった私は、想いだけが空回りをしている状態でした。
それから20年余りたち、再び就労継続支援B型事業所での支援のお仕事をさせて頂いています。
焦らず、ゆっくりと「一人一人の方に合った歩み」で、「人生的な関り」を持つことが出来るのは、利用期限が設定されていないB型ならではの大きな魅力の一つです。
お一人お一人ちがう「しあわせのカタチ」をご本人と一緒に見つけ、実現に向けて一歩一歩伴走し、笑顔を支え続けることが出来る存在でありたいです。
川平 亜由美社会生活技能訓練（SST）研修 修了
私は、製造業や不動産会社の事務職、パソコン教室の講師等のいろんな勤務を経験した中で「人は人に支えられてこそ生きていける」とういことを学び得てきました。
私自身も人の役に立つ仕事に関わりたい一心で、2018年に未経験の福祉の世界に飛び込みました。
就労移行支援事業所JOT サポート神戸の勤務を経て、2020年より就労継続支援B型事業所JOTワークラボ神戸で勤務しています。
日々、心がけていることは、信頼関係を大切に、どんな小さな感動も成長も一緒に喜びあいたいということ。
メンバーさんには自分を好きでいてほしいし、他者との関わりの中に喜びがあることを知ってほしい。
これからもメンバーさんやご家族の方の力になれる存在でいられるように、メンバーさんお一人お一人に一生懸命に向き合い、共に悩み、共に考え、共に学び、歩んでいきたいと思います。
木下 宏子行動援護従業者養成研修 修了
障害をお持ちのご本人は勿論、保護者様も沢山の悩みや迷いがおありかと思います。
お一人で抱え込み、溜め込むのはとてもしんどいことだと思います。
私自身も自閉症と知的障害を併せ持つ23歳の長男と、重度広汎性発達障害・知的障害の14歳の次男を育てておりこれまで沢山のしんどいことがありました。
ですが、本当に様々な方に助けて支えていただきこれまでやってこれ、これからもやっていけるなあと思っております。
JOTワークラボ神戸で元気に働いていかれるために、これまでの経験と放課後デイサービス・就労移行支援事業所で働いてきた知識を活かしてご本人、保護者様に寄り添い支えていきたいと思っております。
どのような方でも必ず成長し、出来ることは増えていきます。迷い、悩みを一緒に考え、より良い方向に一緒に進んで行く、そんなJOTワークラボ神戸で是非一緒に前に進んで行きましょう!
どんな些細なことでも何でもご相談してくださいね。いつでもお待ちしております。
内野 稚子障害者ピアサポート研修 修了
私はピアサポーターとして『太陽（職）』を目指しています。
それはここJOTワークラボ神戸が、皆さんにとって、温かで気持ちよく過ごせる場であってほしいという願いからです。
今でこそ“太陽”を目指している私ですが、実はこれまでの人生は雨と嵐の連続でした。
大学卒業後、神戸市内の幾つかのテーマパークにて勤務しましたが毎日叱られてばかりで心がボロボロになり、いずれも1年も持たずに早期離職。
料理が得意であったことから一念発起し調理師資格を取得したもののそれを仕事として活かすことも出来ず。
就職できても続かない。
働きたいのに働けない。
自信を無くし、生きていく希望もなくし、八方塞がりで真っ暗の状態が何年も続きました。
今ふりかえれば、それは自分のASD、ADHD的な特性について全く気付いておらず、焦りばかりが募り大きく空回りし続けていたのだと思います。
そんな人生の転機になったのはＪＯＴとの出逢いでした。
自分の苦手な部分ばかりを見ず、強みの所で一所懸命頑張ればいいと新しい視点から自分を見直すことができたのです。
そんな気付きを経て今は、私自身がＪＯＴによって希望の光を見つけられたように、メンバーさんがここで希望の光を見つける一助となりたい。
日々そんな思いで皆さんと一緒に作業に取り組んでいます。
今でも失敗ばかりの日々ですが、私の強みである天然の明るさと元気だけは絶対忘れず、今日も笑顔でメンバーさんをお迎えします。
「内野さんの顔を見たら元気になるわ」
そう言っていただけるのが私にとって何より最高の誉め言葉です！
